お役立ちコラム

突然の家族の死後、まず何をする?遺品整理の基本手順をわかりやすく解説

家族が突然亡くなった後、悲しみと同時にやるべきことが一気に押し寄せてきます。
本記事では、遺品整理までの流れと手順を、初めての方にもわかりやすく解説します。

まず最初にやるべきこと

亡くなった直後、まずは以下の対応を進めましょう。
● 死亡診断書の取得と死亡届の提出(7日以内)
● 葬儀・火葬の手配
● 親族・勤務先など関係者への連絡
※この段階では、遺品整理はまだ始めなくても大丈夫です。

遺品整理はいつから始める?

一般的には、四十九日法要が終わってから始めるケースが多いです。
ただし、以下の場合は早めの整理が必要になることもあります:

賃貸物件で契約解除が必要なとき
不用品が多く近隣への迷惑が懸念されるとき
遺品の中に高額資産や危険物があるとき

遺品整理の基本手順

STEP1. 仕分け

・形見として残す物
・処分する物
・貴重品・書類(通帳、印鑑、保険証券など)

STEP2. 不要品の処分

・粗大ごみ・可燃・不燃の分別
・リサイクル・寄付なども検討

STEP3. 手続きの整理

・公共料金、銀行、クレジットカードなどの解約や名義変更
・自治体への届け出や相続関連の手続き

STEP4. 清掃・原状回復

・部屋の掃除、リフォームの必要があれば業者へ相談

遺品整理のよくある注意点


● 大切な書類を誤って捨てない
まずは全てを保留し、確認しながら整理しましょう。


● 親族間トラブルの防止
相続や形見分けは事前に家族間で話し合いを。


● 悪質な業者に注意
「高額請求」や「不法投棄」の被害を避けるため、遺品整理士のいる専門業者を選びましょう。


遺品整理を業者に依頼するべきケース

遠方に住んでいて対応が難しい
作業量が多く、短期間で片付けたい
遺品の中に特殊な物(仏壇・医療器具など)がある
※業者選びでは「見積書の明確さ」「資格の有無」「口コミ評価」がポイントです。

まとめ|焦らず、一歩ずつ対応しよう

大切な人を亡くした直後は、心身ともに余裕がない状態です。
まずはやるべきことを一つずつ確認し、無理せず整理を進めることが大切です。
必要があれば、信頼できる専門業者に相談するのも選択肢の一つです。

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